個人事業主のかたへ

個人事業者からのご相談が増えています

個人事業者の債務整理は「借金全体の把握」から

支払いにいきづまった個人事業者のかたからよく相談を受けます。特にこの１～２年は急激に増加しています。

個人事業者のかたの債務は、 銀行からの運転資金借り入れのほかに、ご自身の個人のカードローン、キャッシング、またはほかの家族のかたのキャッシング上限枠までつかって事業の運転資金を捻出しているケースがあります。

個人事業のかたの債務を解決するには、家族全員の債務や借り入れを把握して、家族全体で債務をどのくらい圧縮できるかを収支表や家計表をもとに検討することから始める必要があります。

事業の継続にむけて

個人事業者のかたは、当然、「事業はなんとか続けたい」というお気持ちが強いと思います。
事業を継続するためだからといって、資金繰りのためにヤミ金融に手をだすことはやめましょう。これらの違法業者に手形や小切手をおくることもやめましょう。あとで巨額のお金を請求されてしまい、事業の継続が著しく困難になってしまいます。

事業を継続するための裁判所の手続きとして個人再生というものがあります。個人事業者の個人再生手続きの場合、過去１年間の事業の収支、今後６ヶ月の見通し、個人としての家計表等の提出が求められます。そのため、一度、事業の収支や今後の見通し等、事業全体をきちんと把握することが大事になってきます。

財産も見直し、不動産の一部処分等も検討することもあります。
負債については、上記のように個人再生手続き等で、圧縮できるものは圧縮していきます。

これらを検討して、とるべき手続きを決めていきますが、みらいふでも総合的にお手伝いさせていただいています。

悩んでおられる個人事業者のかたは、ぜひお早めにご相談ください。